【ファイナンシャルプランナー３級第2回】ライフプランニングと資金計画②　ライフプランニング方法

※ 動画講座はこちらです。記事は引き続き下にスクロールしてご覧ください ※

今回は、

◆ライフプランニング方法

について学びます。

FPとして顧客にライフプランニングを行う上で、次の手順（4つのステップ）を守る必要があります。

① 顧客の希望・目的・現状などの情報を収集する

② 情報をもとに、現状の問題点を分析する

③ 問題点を解決するためのプランを作成、顧客に提示する

④ プランの実行を支援する（実行するのは顧客）

また、上記の手順を守ってライフプランニングを実施する際には、ライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシートを作成して利用します。

それぞれ下記のようなものになります。※詳細は、動画講座をご覧ください。

この内、最も作成が難しいのがキャッシュフロー表です。

試験でもよく出題されますが、順序立てて計算をしていく必要があります。

下記は注意点になります。※詳細は、動画講座をご覧ください。

資金計画を立てる際には、下記の6つの係数を覚えておく必要があります。

これらの係数を使用して、様々な場面で必要な金額を求めることになります。

試験にも必ず出題されます。

① 終価係数 ⇒ 現在の金額を複利運用して一定期間後の金額を求める

② 現価係数 ⇒ 一定期間後の金額に達するために必要な元本を求める

③ 年金終価係数 ⇒毎年一定額積立て、一定期間後の元利合計を求める

④ 減債基金係数 ⇒ 一定期間後の金額に必要な毎年の積立額を求める

⑤ 資本回収係数 ⇒一定額を取り崩し、毎年の受取額を求める

⑥ 年金現価係数 ⇒ 一定期間一定額を受取るのに必要な元本を求める

概要は上記の通りですが、言葉だけだとわかりづらいですね。

詳しくは動画講座内で具体例と計算方法を解説していますので、ぜひご覧ください。

最後に6つの係数を簡潔にまとめた表を見てみましょう。

こちらを見て頂くと、少しイメージしやすくなったのではないでしょうか。

◆ライフプランニングは4つのステップを守って行う

◆キャッシュフロー表は計算方法をしっかり覚える

◆6つの係数は動画講座を参考に、計算問題と紐づけて覚える

次回は、【ライフプランに必要な資金計画】です。